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将棋の起源 増川宏一

正直あまり面白くなく途中で読むのを放棄してしまった。

藤原定家は将棋をたしなんでいたらしいとか、駒に「酔象」だとか金銀の他に「銅将」もあったとか豆知識は増えていったがそれだけ。

将棋の起源 (平凡社ライブラリー)

将棋の起源 (平凡社ライブラリー)

 

 

 

NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる

2009年刊行の書籍を改訂したもの。

抗鬱剤を服用しても一向に病状が快癒せず、むしろ悪化する患者たち。心療内科の診療方法の問題点を浮き彫りにしている。診療報酬の仕組み、いかにクリニックが稼いでいるか。診療クリニックは乱立するが、5つのクリニックに診察に行き、全て違う診断結果が出るなど処方の仕方が曖昧すぎる。医者に快癒していかないないことに文句を言いたくても、素人が医療に口を出すとなると相手に失礼という思いが先行し何も言えず悪循環に陥ってしまう様が分かりやすく書かれている。うつ病心の風邪と呼ばれているようだが、正しい処置をしないと風邪は治らない。いかに信頼できるクリニックを見つけるかが肝のようだ。

NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる (宝島SUGOI文庫)

NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる (宝島SUGOI文庫)

 

 

遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 飛田で生きる 杉坂圭介  

飛田新地で親方となった著者の話。親方=オーナーなわけだが、飛田ではこの言い方で通るようだ。

とにかく嬢の管理が全てで、苦労話が身に染みた。結局の所稼げる嬢というのは、人間的にもちゃんとしているのが条件のようだ。どんなに綺麗でも可愛くても、最低限のサービス精神がないと客がつかない。性産業もそこらのサービス業とそういう意味では大差がない。

金が入り用で飛田に来たという女性が8割超えとのことだ。給料は基本日払いだが、遊んですぐに使い切ってしまう場合が多い。ホストに入れあげる嬢も多々いるらしい。

しかし15分で1万5千円はやっぱ高いよなと思いつつ、お互い一切気を使う必要がなくていいかもとも思うのであった。

 

性犯罪被害とたたかうということ 小林美佳

性犯罪被害とたたかうということ

性犯罪被害とたたかうということ

 

著者には性被害者から度々相談のメールが来るとのことだった。その中には女性のみならず、男性の被害者も含まれている。そうだよな、男性に対する強姦を始めとした性被害もあるんだよなと認識。想像力の足りない自分を恥じる。

被害者の方の心情を察すると、当然心が痛くなるわけだが、やはり経験された人にしかその痛みは分からないのだろうと、女性プロデューサーとの下りを読んでいて感じられた。自分は一生加害者にならない自信はあるけれど、知らず知らずに誰かを傷つけていそうでそれが怖い。

科学事件 岩波新書 柴田鉄治

著者は元朝日新聞記者。ジャーナリズムの目線から下記の項目を扱っている。

脳死、臓器移植

薬害エイズ

体外受精

原子力

水俣病

・大地震

・クローン羊

wikiを読むのもまあいいけど、本書を読むべき。事件の概要と展開を調べるのに非常に役立つ。

科学事件 (岩波新書 新赤版 (663))

科学事件 (岩波新書 新赤版 (663))

 

 

トラオ 徳田虎雄 不随の病院王 (小学館文庫)

マジでこんな人が実在するのかよと思わせる、徳田虎雄の物語。

あまりにもパワフルで、自分の人生には一切参考にならない。

この本のおかげで、ALSという病気の存在を知った。洋画の「ジョニーは戦争へ行った」を思い出したのは私だけではなかろう。

手段を選ばず目標へと突き進んでいくその強引なスタンスには感銘すら受けた。単純に面白い本だった。

トラオ 徳田虎雄 不随の病院王 (小学館文庫)
 

 

 

情報の「捨て方」 知的生産、私の方法 (角川新書) 成毛眞     

 

目新しい情報を得るには「人脈を開拓しろ」。この一点しか正直覚えていない。

著者の本を読むのは初めてだが、結構偏見というか選り好みが強そうな人だなという印象を受けた。