Tokyo Idols

Netflixで鑑賞。

アイドルとファンを第三者的目線で描いたドキュメンタリー映画
昔、といっても2~3年くらい前だったと思いますが、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で似たような内容が放送されており、なかなかのインパクトを受けた覚えがあります。
なので衝撃度という点では結構薄まって見られたわけですが、この映画もザ・ノンフィクションもアイドルとファンの距離感が一緒だったのが印象的です。
どちらもファン側を少し異質な存在として描いていると感じたのですが別にそういう生き方があっても当然いいわけで、
何も中年のおっさんが安そうなアパートで、アイドルのグッズやDVDに囲まれながら暮らしてる様子を強調するかの如く描かなくても良いのではないかなと思ってしまいました。
間違いなく金持ちでタワマンに暮らしているようなファンだっているわけなのだから、どうせならそっち側のマイノリティに属するアイドルファンを見てみたい。
アイドル文化がいつから始まったとか歴史を私は一切知りませんが、当該映画やドキュメンタリーや深夜のバラエティー等で何度かこの手の題材の作品を見てきたので食傷気味なのかもしれません。
作品内でこの映画の主演と思われる柊木りおさんのファンの男性(確か40歳過ぎ)が「(柊木さんの)追っかけ活動をしていなければ、本当の意味で孤独だったと思います」という趣旨(正確に覚えていない)の発言をしていましたが、
「そうなんだ、柊木さんのブラザーズ(ファンの人をそう呼んでいるらしい)になれてよかったやん!」以外の感想が特に思い浮かばず、一番食傷しているのは私自身なのではないかと思った次第なのでした。
あとジュニアアイドルにも触れていましたが、ロリコンは本当に勘弁してくれよとしか思えなかったので、私は映画を見る才能がないのだろうと独りごちてしまうのでした。 

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