変態小説家

舞台を映画化したような作品。ホラー兼コメディに分類されるのだろうか。 見ごたえは主人公(サイモン・ペッグ)の一人芝居だと思う。 後に残るものは何もないと思うし、多分明日には内容の98%忘れてると思うが刹那的な面白さがあった。 変態小説家 (字幕版…

フレンチ・ラン

頭からっぽにして観るべき映画。 好きな俳優陣が出ていたので楽しめた。そうはならんやろとか考えてはいけない。 フランスの難民問題に詳しい人は全然違った見方をするのかもしれないね。 フレンチ・ラン(吹替版) イドリス・エルバ Amazon

映画 ミスター・ベースボール

ニューヨーク・ヤンキースを追われる形でNPBの中日ドラゴンズに入団したジャック・エリオットは、大リーガーとしてのプライドが高く尊大で日本の野球 に馴染めずにいた。最初の内は好成績を残すも徐々に弱点を突かれ成績が下降していく…。 高倉健が星野仙一…

アーティスト症候群

2011年発売。 著者の大野さんもかつては「アーティスト」だったそうだ。タイトルに芸能人と入っているが、芸能人のアート活動についてかなりのページ数を割いている。いかんせん、その芸能人のアートに関して著者の主張は分かったが、ただの感想文が書き連ね…

平安女子の楽しい!生活 岩波ジュニア新書

Kindle Unlimitedが3か月0円で加入出来たため、岩波ジュニア文庫でも読んでみるか!ということで読了。平安時代に対してほとんど知識がない状態で読んだが分かりやすいことこの上なかった。歴史ものの本を読むと、用語の意味を調べながらではないと先になか…

ダブルプレー ロバート・B. パーカー

黒人初(厳密にはMLB創世期に黒人選手がいたらしいので初ではないらしい)メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンが登場するハードボイルド。 黒人であるがゆえに差別・時には命を脅かされる危険を、戦争経験者で白人のボディーガードとジャッキー・ロビ…

ザ・エージェント

トム・クルーズ主演、1996年公開。アマゾンプライムにて鑑賞。 公開当時はエージェントという存在は日本ではあまり知られてなかったのではないか。 ハートフル・ラブロマンス&コメディ+ファミリーと言った感じで、登場人物の感情の急激し、えーそれがきっか…

風俗大好きお姉さん やよいちゃん

大晦日に読んだ。高校時代に精神を病んでしまい風俗に勤めた女性の話。 彼女自身の人生のドラマや周囲の人々の軋轢や支え、風俗の実態が垣間見られた。エロ話を期待して読んだわけではないので非常に良かった。 ツイッターに著者のアカウントがあるが、直リ…

「カルト」はすぐ隣に オウムに引き寄せられた若者たち 岩波ジュニア新書

自身もオウムに襲われたことがある江川紹子さん著。 普通の、善良な人々が何故オウムという新興宗教団体に加わり犯罪を積み重ねて行ったか、その背景が書かれている。 「私たちは、サリンを作ったりとか、サリンをばらまいたりとか、人の首を絞めて殺したり…

危険物取扱者乙種4類

今月、危険物乙種4類の試験に合格した。何か資格欲しいな~と思って資格サイトを見て試験日が丁度よい乙4を選んだ。既に免状発行のための手続きも終わり、届くのを待つのみ。勉強法はユーキャンの速習レッスンを3周した。ネットに多数あるユニバースや、ぜ…

民衆の敵(映画)

1931年公開。アマプラで鑑賞。 ギャング映画でいわゆるドンパチのシーンも結構ある。後のギャング映画に影響を与えたとのレビューがあったが、90年前だと震えるような演出だったんじゃなかろうかと想像しながら観ていた。 主役のトムとトムの兄(名前は忘れ…

ナイアガラ (映画)

アマゾンプライムビデオで鑑賞。 1953年公開。主演はジョセフ・コットンとマリリン・モンロー。ジョセフ・コットンの狂っているようで実際は狂っていない陰鬱ぶりが非常に良かった。この作品を見る前にヒッチコックの「めまい」を鑑賞したのだが、どちらも作…

日本人は「やめる練習」がたりてない 野本響子  集英社新書 

マレーシアと日本を比較しながら多様性・寛容性について学べる。一方的にどちらかを賛美しているわけではないので、信頼できる。一長一短・表裏一体の面もあるのだろうが、現在の日本は少し生きづらいかなと感じた。もちろんそれは自分がという意味で他の人…

鳥人大系 手塚治虫

「SFマガジン」にて1971年から1975年にかけて発表された作品。 端的に書くと、人類に代わって鳥類が世界を支配するという話。19章から成り、最初の数章を読んだ段階では独立した短編集なのかなと思ったが、しっかり全章に渡って話が繋がっていた。 鳥が知性…

裏切りのサーカス

アマゾンプライムビデオで鑑賞。 自分の映画の見方や知識が足りないだけだと思うが、正直全然分からなかった。 登場人物の名前を覚えるだけで一苦労だったのだが「えーとこれはこの人でいいんだよね。んで、今のセリフの意図は…」などと考えているのだが、思…

彼女がくれたマウンド 盛田幸妃

大洋・近鉄で活躍した盛田幸妃氏の本。2000年出版。 1998年に脳腫瘍と診断され、その時の闘病生活を中心に書かれている。 懸命なリハビリに努めるが、奥様にストレスをぶつけたりと苦しむ姿が見て取られた。家族の人の支えがなければ復帰するのはおそらく無…

ラミ流 アレックス・ラミレス

2009年出版なのでほぼ10年前に発売された現横浜DeNAベイスターズラミレス監督の本。24歳でヤクルトに来たラミレスは(イメージより若かった)当時家と車2台の支払いをしたかったようで、お金のために1年限りで米球界に復帰する予定だったとのことだった。異…

イエスマン "YES"は人生のパスワード

アマゾンプライムビデオで鑑賞。 何も考えたくないときにジム・キャリーに笑わせてもらいたかったのでチョイスした。 若干顔芸に食傷気味になったがそこそこ楽しんで鑑賞できた。 しかし、2日経ったら多分あまり内容を覚えていないタイプの映画だと思う。刹…

シークレット・アイズ

huluで鑑賞。 2015年のロサンゼルス。娘を殺害された女性捜査官の復讐劇。 ながら見をしてしまったので本質を理解してないと思うのだが、特に中だるみすることもなく最後まで見られた。今回は大丈夫だったが、最近体力の低下を感じており2時間も画面を見続け…

生きざま 私と相撲、激闘四十年のすべて 貴乃花光司

貴乃花親方の自伝。 ぶれない生き様と父である親方との関係性が印象深い。 貴ノ岩暴行事件で何かと話題になっているが、この本を読むとマスコミに対する不信感は明白であり、何も貴乃花親方自身が何も語らない理由が分かる気がする。ストーリーを求める世間…

傑作! 広告コピー516 人生を教えてくれた

516本の広告コピーが収録された本。解説が少し悦に入ってるものがあったのが何だが残念な感じがしたが、糸井重里のコピーはやっぱり群を抜いて上手かった。お気に入りのコピーは「つくりながら、つくろいながら、くつろいでいる」という林真理子さんのコピー…

SNOOPY COMIC SELECTION 80's (角川文庫)

初めてスヌーピー(漫画)を読んだ。 とにかくほっこりとしていた。4コマ漫画としては特段笑えるということはないのだが、たまに考えさせられるようなことをチャーリー・ブラウンやスヌーピーが言っていた。実家にスヌーピーの人形があったのだが、いつしか…

マッドタウン

Netflixで鑑賞。 冒頭「バッドバッチ」という聞き慣れない言葉が登場したが、劇中の登場人物が言うには、どうやら社会に必要とされない烙印を押された人がそう呼ばれるようだ。原題はこの「バッドバッチ(Bad Batch)」なのだが、確かにマッドタウンという邦…

デビル(1997)

Netflixで鑑賞。 多分中学生の時にビデオをレンタルして観た記憶があるけれど、内容は一切覚えていなかった。特段盛り上がりがあるわけでもなく、そりゃあ覚えてないよなあと思った。映画自体が面白くなくても何か一ついいシーンやセリフがあるものだけれど…

Tokyo Idols

Netflixで鑑賞。 アイドルとファンを第三者的目線で描いたドキュメンタリー映画。昔、といっても2~3年くらい前だったと思いますが、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で似たような内容が放送されており、なかなかのインパクトを受けた覚えがあります。…

狐のお嫁ちゃん 1巻

コン回はこれを読んだ。 化け狐とのほのぼの結婚生活が描かれる。 日常系でありながら非日常なマンガです。擬人化萌えな人には合っているのかもしれない。主人公のメガネさんが乗っている車はホンダのフィットなのかこれはという点が気になった。マンガ読ん…

ライオンブックス 1巻 手塚治虫

SF短編集。Kindle Unlimitedでコミックスを利用すると、基本的に途中の巻までしか読み放題で読めず、続きが気になってやきもきしてしまうので短編集はありがたい存在なのだ。 wikiってみると連載当時はSF作品が少なかったらしく後生の作家達に多大な影響を与…

この世界の片隅に 劇場アニメ絵コンテ集

絵コンテ、絵コンテの解説、片渕須直監督のインタビューという構成。約700ページあるが680ページは絵コンテ。映画自体は劇場で観ましたが感動が呼び起こされるようでした。新品で購入できなかったため中古で購入。3800円(定価3500円+税)でした。アニメ関…

不倫の教科書: 誰にも迷惑をかけない 華麗な不倫 キング・ちん (著)

不倫を推奨するという本。 一文ごとに一行の空白があるので詩集かなにかかと思った。行間を空けてページ数稼いでるのだなあと思いながら読み進めたが、クラウドソーシングで募集しました感が溢れる内容だった。正直読む価値はないです。メルアドを登録させて…

我が妻との闘争〜名古屋夫婦二人旅篇〜 (呉工房) 呉エイジ

何気なく読んだのだが面白い。 前情報を一切入れてなかったので、表紙を見てマンガかなと思っていたらエッセイだった。 妻さんとの闘争というか、いかにして攻撃をかわすかどうかみたくなっていたが妻さんのエッジの効いた発言がいちいち笑える。 すぐに一冊…