マッドタウン

Netflixで鑑賞。

冒頭「バッドバッチ」という聞き慣れない言葉が登場したが、劇中の登場人物が言うには、どうやら社会に必要とされない烙印を押された人がそう呼ばれるようだ。原題はこの「バッドバッチ(Bad Batch)」なのだが、確かにマッドタウンという邦題のじゃなかったら観てなかったんじゃないかとも思う。

前知識一切無しで観たからか唐突な展開にびっくりした。開始5分くらいで人食い族に攫われたスキ・ウォーターハウス演じる主人公アーレンの右腕右足が切断されてしまう。片足だけでは走れないのでスケボーを使って脱出するのだが、そのスピードで一体どうやって逃げきったんやキミはと猛虎弁を使わずにはいられなかった。

最終的には恋愛劇になっていたが、そこに至るまでの伏線はないんか!いやあったけどあれが伏線でええんか!ベイスターズ頑張れ!と関係ないことを思いながら観てしまった。

私的にはあまり面白くはなかったですが、この映画はどの層の人が支持するんだろうと素朴な疑問が湧いたのでした。

あと人食い族の親玉をジェイソン・モモアさんという俳優が演じていて、ゲームオブスローンズのドラゴンの女王の旦那(カール・ドラゴ)に似てるなと思っていたら当たってました。この人は上半身裸でしか私の前に現れてくれないのか。しかしセクシーさは健在でした。

 

 

デビル(1997)

Netflixで鑑賞。

多分中学生の時にビデオをレンタルして観た記憶があるけれど、内容は一切覚えていなかった。
特段盛り上がりがあるわけでもなく、そりゃあ覚えてないよなあと思った。
映画自体が面白くなくても何か一ついいシーンやセリフがあるものだけれども、それも特に思い当たらない。
あえて言えばブラピ格好いいってことに尽きるのかもしれない。

ハリソン・フォード演じる警察官がブラピと「23年間4回発砲したが人を殺したことはない」と会話をしていて、ラストで初めての機会が訪れたわけだけれどそれに対してのカタルシスがないのが違和感だった。(もしかしたら私が気付いてないだけなのかもしれない) 

デビル (字幕版)

デビル (字幕版)

 

 

 

Tokyo Idols

Netflixで鑑賞。

アイドルとファンを第三者的目線で描いたドキュメンタリー映画
昔、といっても2~3年くらい前だったと思いますが、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で似たような内容が放送されており、なかなかのインパクトを受けた覚えがあります。
なので衝撃度という点では結構薄まって見られたわけですが、この映画もザ・ノンフィクションもアイドルとファンの距離感が一緒だったのが印象的です。
どちらもファン側を少し異質な存在として描いていると感じたのですが別にそういう生き方があっても当然いいわけで、
何も中年のおっさんが安そうなアパートで、アイドルのグッズやDVDに囲まれながら暮らしてる様子を強調するかの如く描かなくても良いのではないかなと思ってしまいました。
間違いなく金持ちでタワマンに暮らしているようなファンだっているわけなのだから、どうせならそっち側のマイノリティに属するアイドルファンを見てみたい。
アイドル文化がいつから始まったとか歴史を私は一切知りませんが、当該映画やドキュメンタリーや深夜のバラエティー等で何度かこの手の題材の作品を見てきたので食傷気味なのかもしれません。
作品内でこの映画の主演と思われる柊木りおさんのファンの男性(確か40歳過ぎ)が「(柊木さんの)追っかけ活動をしていなければ、本当の意味で孤独だったと思います」という趣旨(正確に覚えていない)の発言をしていましたが、
「そうなんだ、柊木さんのブラザーズ(ファンの人をそう呼んでいるらしい)になれてよかったやん!」以外の感想が特に思い浮かばず、一番食傷しているのは私自身なのではないかと思った次第なのでした。
あとジュニアアイドルにも触れていましたが、ロリコンは本当に勘弁してくれよとしか思えなかったので、私は映画を見る才能がないのだろうと独りごちてしまうのでした。 

BANZAI! BANZAI! (初回限定盤A)(DVD付)

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