監督・選手が変わってもなぜ強い?~北海道日本ハムファイターズのチーム戦略~

現在、本拠地移転問題が持ち上がっている北海道日本ハムファイターズ。東京から移転してきた不人気球団は、いかに安定した観客動員数を維持できるようになったのか。

・縦割り組織の廃止
・半年ほどで部署を交代 営業のつらさは経験したものにしか分からない
・組織のフラット化。社員一丸となって取り組めるプロジェクトを実行できるとよい。
・各部所、グループの権限を明確化
・NPBの場合試合収入は総収入の25%~40%らしい
・お客第一主義 職員はクレドを携帯している
・2000年以前のパリーグは無料招待券の入場者が10%程度を占めていたようだ
・放送回数を増やせば放放映権料が安くなる仕組みを作る
・小口でも長期契約を結んでくれるスポンサーを見つけることが大事(金融業と一緒ですね)
・長期間スポンサー契約を結んでいる企業には提案型営業が出きる
・新規の企業とスポンサー契約を結んでもケアしなければ更新はない

 

球場内での飲食収入についても触れていたが、札幌ドームでは日本ハム球団は手を着けられない状況のようだ。球団経営においてハード面は用意されているが、ソフト面(物販やファンサービス)がない時代もあったという様な記載があったが、日本ハムと札幌市の構図がまさにそれ。

 

監督・選手が変わってもなぜ強い? 北海道日本ハムファイターズのチーム戦略 (光文社新書)

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