監督・選手が変わってもなぜ強い?~北海道日本ハムファイターズのチーム戦略~

現在、本拠地移転問題が持ち上がっている北海道日本ハムファイターズ。東京から移転してきた不人気球団は、いかに安定した観客動員数を維持できるようになったのか。

・縦割り組織の廃止
・半年ほどで部署を交代 営業のつらさは経験したものにしか分からない
・組織のフラット化。社員一丸となって取り組めるプロジェクトを実行できるとよい。
・各部所、グループの権限を明確化
・NPBの場合試合収入は総収入の25%~40%らしい
・お客第一主義 職員はクレドを携帯している
・2000年以前のパリーグは無料招待券の入場者が10%程度を占めていたようだ
・放送回数を増やせば放放映権料が安くなる仕組みを作る
・小口でも長期契約を結んでくれるスポンサーを見つけることが大事(金融業と一緒ですね)
・長期間スポンサー契約を結んでいる企業には提案型営業が出きる
・新規の企業とスポンサー契約を結んでもケアしなければ更新はない

 

球場内での飲食収入についても触れていたが、札幌ドームでは日本ハム球団は手を着けられない状況のようだ。球団経営においてハード面は用意されているが、ソフト面(物販やファンサービス)がない時代もあったという様な記載があったが、日本ハムと札幌市の構図がまさにそれ。

 

監督・選手が変わってもなぜ強い? 北海道日本ハムファイターズのチーム戦略 (光文社新書)

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マンガで読む国防入門 石破茂

 私は政治に何の興味も持っていない人間なので、国防とか全然わからない。

ネット上では右翼だの左翼だのとよく見かけるが、両者とも憲法第九条を空で言える人って何割くらいなんだろうか。名前自体は出ていないが、出版当時の首相である小泉さんとしか思えない首相が出てきたり、石破さんがやたらイケメンに描かれている。

「もしAになったらどうなる?」と仮定の話が出るのだが、「あれ?こんなこと昔あったっけ?」というレベルの私にはそれなりに分かりやすい本だった。かと言って政治や国際社会の勉強をするかと言われたら、別にしない。

今日、コンビニコーヒーを100円で購入したものの、手を滑らせ落下。店員さんに謝罪するために100円を支払ってしまったのか、何してるんだ一体。という庶民の暮らしで精一杯なのである。

マンガで読む国防入門 impress QuickBooks

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マジックミラーの中の女子高生 〜JKビジネス開業から逮捕まで〜 Kindle版

 女子高生をガラス越しに観察するだけで成立してしまう商売がある。

性的サービスは行わず、あくまで女子高生を「観察」するだけ。しかし、警察の内偵が入り著者は逮捕されてしまう。

逮捕の基準が警察のさじ加減一つで、憤りがつらつらと綴られている。出る杭は打たれるの構造はどの世界でも変わらないようだ。

JK観察ビジネスとAKBとの違いを警察と押し問答している章は面白かった。水掛け論の押収。社会勉強として1回くらいはこういう店に行きたい気もするが、行ったら行ったで虚しくなるんだろうなあ。

サクッと15分くらいで読めるはずなので、Kindleで無料で読めるなら割とお勧め。